漁協の活動
2018.11.8朱鞠内湖淡水漁業協同組合ではイトウの保全の為に河川の状態をチェックして倒木がないか、川の流れが変わっていないか調べたり、魚道を作ったりするなど自然に上がってくるイトウが産卵できる環境を整える事に力を入れています。また、毎年産卵床の調査も行っており、現状の把握にも努めております。
他にも活動として毎年、実験的に昔はイトウがいたけれど見られなくなった河川にのみ、少しですがイトウの稚魚放流を行っております。
もちろん親魚は朱鞠内のイトウです。
昨日は今年採卵し、孵化した稚魚を放流しました。
いなくなってしまった事にはいろいろな理由があるのでしょうが、川の状態が良くない場所が所々にあり、それも原因の一つではないかなと思いました。なるべく稚魚の過ごしやすそうな所を選びました。
放流した直後は目立ってますが、今から環境になじんだ色になっていくと思われます。